出発一日前

いよいよ日本を離れるまでにあと一日となりました。
緊張やら不安やらで昨晩はなかなか寝られませんでした。
昨晩、生徒たちから事前に受け取った南極に対する疑問質問を読み返していたのですが、その中で「なんで先生は南極に行きたいのですか?」という質問が目にとまりました。

ちょうど一年前のこと。
まだ教員になって実は実質2年目で、修士出て念願だった教師になったもののなんとなく機械的に流れていく時間に「これでいいのかな」と思っていた頃でした。
たまたま大学時代にお世話になった先生から「学校の先生が南極に行けるプログラムがあるよ」と教えてもらいました。南極だなんて本当にいけるのか・・・と夢のような話でしたが、その当時は新しいことに挑戦したいという気持ちが強かったので、迷わず学校側に応募の旨を話にいってしまいました。


学生時代は船が大好きで、2か月に一回くらいは外洋調査に参加していたような気がします。初めて船に乗って周りが海しかない状況に立たされたときに感じたあの感動は今でも忘れられません。太陽。月。海。本当に肌で感じるすべてが美しかった。この感動をもっとたくさんの人にも話したいとずっと思っていました。
フィールドで感じられること(自然の美しさ・強さ、人間同士のつながりなど)を多くの人と共有すること。
こんな思いを抱いていた私にとって南極に行けるこのプログラムは絶好のチャンスだったのです。応募しようと思ったとき、久しぶりにワクワクしたものです。
しかし、南極と言われても実は何も知らなかった。。。せいぜい学生時代に聞いたことがある生き物の名前くらいしか知らなかったのです。ですから、応募に当たり急いで「南極」と名前の付く本をかき集め読みあさり、いろいろな人に話を聞き情報を集めました。
そうしているうちにいろいろな疑問や興味がわいてきました。
これは、自分の目でも確かめたい!
受かって南極に行くしかない!って。


だから、私の場合ずーっと昔から南極に行きたかったというわけではありませんでした。
自分ではいけないような夢のような世界に、足を踏み入れてみたかった。
きっとこれが一番大きな理由かもしれませんね。
高校時代の進路選択の時も同じ理由だった気がします。自分の知らない世界を知りに行きたい。
そして、知ることからすべてがはじまる。
だから南極に行って新しくいろんなことを知り、感じ、そして考えたいと思います。
南極の自然科学ももちろん興味はありますが、今日までいろいろと隊員の方と関わってきて観測隊の人たちのことをもっと多くの人に知ってもらいたいとより思っています。こんなにアツい想いを持って頑張っている大人たちと久しぶりに出会った気がします。そのような人たちに囲まれて生活できるとは、なんて刺激的な毎日!

荷物が相変わらずきわどいラインの重さ・・・・
ドラ○モ○のスモールライトがほしい。

【南極出発まであと一日】


そうそう、今しらせがどこにいるかは極地研のこちらのページより知ることができます。
http://www.nipr.ac.jp/jare/
また、昭和基地のライブ映像などもHPにはアップされていますのでぜひご覧ください。
もう来月には私もそっちに行っているんだなと思うと不思議です。
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by oshoro-aya | 2012-11-24 10:59
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